バンクシアの種子

バンクシアの種子

バンクシア・インテグリフォリアの種子、描きました。上の画像は後ろに同じ和紙を挟んで撮影。下の画像は黒い板の上で撮影。2枚目のほうが和紙のモアレが鮮明に出ています。
昨年末12月15日に開花を発見したところに種子があることを発見したのが6月20日。

ヤマモガシ科バンクシア属
学名:Banksia integrifolia

バンクシアはブラシ状の花序(枝や茎につく花の配列)を付けますが、
パッと見たところでは本当にブラシみたいで、花の集合体には見えません。
そして今回描いた実のほうは、奇々怪界、摩訶不思議な様子をしています。

日本でも一部の人たちにオージー・プランツ(オーストラリアの植物)として知られる、
不思議植物のバンクシア。種の弾け方も変わっていて、自然発火が多い風土に適合し、
火事に遭って殻が裂開する品種が多いそうですが、本品種に関しては、種子が熟した段階で
裂開するそうです。

今のところ種子の殻はすべて閉じているのですが、これが開くと
まるで笑っている顔のように見えるのです。

オーストラリアは動物も植物も不思議なものが多いですね。