タツノコプロ/イベント 『四国まるごと美術館』 出品作品

タツノコプロ/イベント 『四国まるごと美術館』 出品作品

タツノコプロの昭和キャラクターの中から好きなものを選び、さらに各県の名所や名産品を絡めた絵を制作し展示(※後にweb上で販売あり)するというイベントに参加しています。その名も「四国まるごと美術館〜タツノコジェニック 四国88ヶ所アートめぐり」。
参加者各自が選んだ県内の協力箇所に設置されているのですが、私の作品は「レストパークいの」という、ドライブインかおみやげ屋さんのようなところです。

こちらの企画への参加のお誘いをいただいた時、ラフ締切までほとんど時間のないタイミングだったのもあり、当初前向きな意思はなかったんですが、「四国」→「高知」→「牧野富太郎」→「四国県立牧野植物園」という連想がババババババっと頭をよぎったため、急遽参加を決めました。

テーマを牧野植物園にしたことで、牧野氏と植物園っぽい描写を前面に出したくて、時間に不釣り合いなかなり盛り込んだ内容にしました。
着想の時点でどんな植物を描くかも決まってはいませんでしたので、植物の大枠を決めてからは、調べては描き、調べては描き…という行き当たりばったり。
とはいえ辻褄は見事に合った感じですね。
ただ、色合いをセピア系でまとめたかった気もして、色を練りたかったという心残りはあります。
そんな中、かろうじて言えるのは、魔法のつぼの色合いをネペンテス(ウツボカズラ)に同化させたということ。これが本来の紫色だったら、もっとフツウな印象になったと思います。フゥ〜!

タツノコプロ企画展 ハクション大魔王 牧野植物園
線画

なおこちらのイベントは12/16までとなっております。
残りわずかとなって、ようやく前画像アップの許可が出ました。
近くにお住まいの方、16日までに四国に行かれる方、時間がありましたらお立ち寄りください!!