冷蔵庫にまつわる騒動についてよくよく記録を見直してみると、事の始めは6月初頭であった。…ということはかれこれ2ヵ月ほど故障した冷蔵庫を抱えていることになる。
夏に限って故障が勃発すること、ニューモデル発売前の時期であることなどから買換える人が多く、しかもクレーン。いくつかの要因が重なり、クレーン搬入に業者からOKが出てからも丸々2週間の長待ちなのである。
現在うちにあるものはSHARPの両開きタイプで、ドアの故障件数がそこそこあったらしく、他のどこのメーカーもこれのマネをしていない。とは言え、これを買った11年前は「左開き」という名の右側が開くタイプの冷蔵庫はなかった記憶なので、これを見つけた時にはホッと胸をなで下ろしたものだ。
冷蔵庫を置くスペースというのは案外微妙なのである。
身長180cmちょっと、幅63cmの縦長は上半分が冷蔵庫、左下が野菜室(引き出し4段仕様)、右下上部が氷室、その下が冷凍庫(引き出し3段仕様)となっている。
今でも使えているのは冷凍庫の引き出し3段のみ。
便利とは言えないけれど、完全に壊れた場合と比べたら雲泥の差で、まさに当たり個体と呼べる健康優良児であった思う。
そんな、あと4日でお別れになる冷蔵庫をちょっと描いてみることにした。
なんだかイカの子供のような顔に見える。
描いたらさらに健気な印象を感じるようになった。
もう少し長生きしてほしかったけど….
あと4日頑張ってね、よろしく。