朝顔の摘芯

朝顔の摘芯

多くの日本人は小学生の頃に朝顔を育てたことがあると思います。
かくいう私も小学生時代に学校で育てたことはありましたが、当時“摘芯”なんて習った記憶がありません。

近年、仕事先で変化朝顔に出会い、種まき他、管理の一端を担うようになって初めて摘芯が大事だということを知りました。摘芯というのは芽が出てある程度葉っぱが生えそろった段階で、根本近くの葉を朝顔なら5枚程度残して先端寄りの部分を取ることを言います(場合によっては2、3回行うこともあります)。これは朝顔に限ったことではなく、植物全般の育成に関連するものです。葉物でも木でも、放っておいたらイタズラな成長をしてヒョロヒョロした姿になったり、実物であったら収穫に影響が出るため、姿を良くしたり、収穫を良くしたりする目的で適宜調整を行うわけです。

変化朝顔の育成で、昨年は2回の摘心をしたところ、全くしなかった年や1回しかしなかった年に比べ株の形が充実し、花の付きも良かったように感じました。

そんなこんなで、今回の絵は昨年摘芯した時の変化朝顔の摘み取りした葉です。

あれ?よく見ると双葉が多いかも….
ということは植え替え後に本葉が出たあとに、色が悪くなった双葉を摘み取ったものかもしれません!!
恐らく、そう。

それはそれとして、タイトルはそのままにしておきます。

摘み取った変化朝顔の双葉(モノクロ)
着彩の拡大図