温室休憩室 シダの展示の設営

温室休憩室 シダの展示の設営

 神代植物公園大温室内の休憩スペースにシダの展示を行いました先。週の月曜日に作業をしたので今日で1週間が経ちました。

 メインは当世はやりのビカクシダ。ビカクシダにも各種あるのですが、その他のシダも「これもシダなの?」という意外性を感じるのに足るくらいの種類を揃えています。

 シダというと”湿気の多い地帯に生える”とか”恐竜時代を連想する”とかあるかと思いますが、その姿形はやはり多様。レース編みのような繊細な形状から、野太さを発揮するビッグサイズ、中にはランの葉のようなものもあります。
 一見同じシダ類と分からないものでも一つだけパッと見だけでシダらしさを確認できるのは、なんと言っても羽裏に見える胞子です。表側から見てシダっぽくなくても羽裏の胞子の粒々を目にすると「あ〜!シダだわ確かに!!」と納得いただけるかと思います。まぁ、この胞子の行列のルックスに関しては好き・嫌いがはっきり分かれるところかもしれません。「キモ!」なんてね。

 そんな胞子の様子も含め、想像からはみ出すシダの多様さの一面を是非観に来て確かめてください。


 シダ展示の直前まではベゴニアの展示もしていたので、そちらの記事はまた後日掲載したいと思います。