食虫植物顔出しパネル

食虫植物顔出しパネル

夏のイベントの目玉のひとつ、食虫植物展用に顔出パネルの制作を行いました。
選んだ植物は「ネペンテス(ウツボカズラ)」「ハエトリグサ」「サラセニア」の3点です。
今回は準備期間が異様に短く、制作はダッシュし続けという状況でした。
まずホームセンターにて181cm×91cmのスタイロフォーム4枚(本体用×3、脚用×1)を購入。
用意したボードの両面下塗りに丸一日。
描画は丸2日(残業あり)でとりあえず2枚を完成。
最後の1枚は下描きの状態。

そのような次第で会期初日に間に合うよう、ハエトリグサとサラセニアの2枚を先に設営。
仕上がりは良好で、他の植物園等での顔出しと比較してもかなり面白味のある
魅力的なものにできたと自負しています。
Twitter等でも人気の程が垣間見えたので、頑張り甲斐も感じることができました。

すでにしっかりしたものを2点出していることで、残す1枚のこちら_ネペンテスは2日掛けて完成させました。会場に設置すると、やはり「2点」より「3点」が格好イイ。
2より3のほうがレイアウトに立体感が生まれるんですね。
全方向からの鑑賞に耐えるというのは展示空間において重視したいところです。
せっかく上手く仕上がったものでも、一列に並べるだけだとつまらなく見えたり、
野暮ったく見えたり、さらには邪魔に感じたり…ということにつながります。

そのようなわけで、展示期間中もさまざまな理由で並べ替えられ、
元の立体展示に戻されていない状況を見つけては陳列し直す、
ということも結構大事な作業だったりしました。
レイアウト、、、、その影響は甚大だと思うのですが、気が付かない人は多そうですね。
ただ、そういう向きの方々でも潜在的にレイアウトの良し悪しの影響を受けているのは否めないことだと思います。
良いものを作ったら終わり…というのではなく”どう配置するか”
これからもレイアウトには充分気を配ってしてい期待ですね。




裏も結構イイのです