コロナウィルス自宅待機_そして、久し振りの小説読書

コロナウィルス自宅待機_そして、久し振りの小説読書

今年、2020年の節分に横浜港大黒埠頭沖に大型客船ダイアモンドプリンセスが停泊した頃から数えて3ヶ月、世界も日本もまるでコロナウィルス一色に染まったかのような状況である。

そんな今_私は、と言えば4/16から”自宅待機”という指令を受けて、シフトの入っている日に関しては自宅におり、給料6割支給という生活を送っている。また、非番の日であっても”Stay Home”のご時世である。やはり在宅が基本。

幸い今のところ、自分の周囲にはコロナウィルスの罹患者はいない。
とは言え「非常事態宣言」が発令になる少し前あたり、4月頭頃から事態の深刻さは日増しに迫ってきている感がある。

『まさかこんな事態に遭遇するなんて!』

ここ何年かは試練の日々だったので、
2020こそ晴れてリスタートの年!という意気込みだっただけに『まさか』の事態のタイミングは悔しい気もする。

兎にも角にも、ウイルス学者でもなければ万人にとって今回のコロナ災は青天の霹靂である。今、この災難は全世界に起きていること。
世界はこれで新たな時代に突入したようだ。

そんなコロナが漂う現状だけど__何か嬉しいとか楽しいっていうことはないだろうか?
….ふと考えてみる。

考えてみると、、、まず、こうして生きている。
4月の経過観察の診療でも術後の経過は良好であった。
マスク必須のランニングで周る公園では折々の草木や花、空の景色を見ることができる。
また、自宅にいることが多くなったため、長らく手をつけられなかった家の中のことに、少しずつ手を入れることもできている。
さらに、長らく読もうと思って眠らせていた森見登美彦の小説を楽しく読み始めた。「聖なる怠け者の冒険」_1/3ほど読み進めて、段々面白くなってきたところ。
この本は昨年5月の入院用に買った本だったが、ようやく読む機会が訪れたのだ。

久々の小説読書。
ごくごく平凡な幸せであるが、生きていればの幸せである。

大変な時代だけど、隠れた幸せを探し探し、日々過ごしていこうかな_と思う。