2011年1月に青山のタンバリンギャラリーにて開催した個展『横浜散歩』出品作です。
「雲」を見るのは私の楽しみのうちの１つです。ですから私の写真には結構な数の雲の写真が収まっています。
だいすきな絵本作家アーノルド・ローベルは「とうさんおはなしして」のなかで「くも」という話を描いていました。子ねずみが空を見ていると形を変えた雲が猫型になってしまうのですが、雲はそういう変幻自在の面白さあり、空間の見事さあり、爽快感あり、ときに迫力もありで私は飽きたことがありません。お気に入りの雲を見つけたときは”あ〜、しばらくはこれを見ていたいなぁ〜…”と思うのですが、なんだかんだで忙しく移動している自分がいるのです。