2013年のおしまいに

2013年のおしまいに
いよいよ今年も残すところ一日となりました。
今年の大きな出来事は息子が人生初の受験生になったこと、
実家の父が倒れたこととそれに絡んだ様々なこと、
忙しい中での秋の3つの展示、
自分の頃とは豹変した受験システムのあおりで息子の同行して様々な高校見学に行ったこと、
年末に入って父が亡くなったこと、
母が独りになったことです。

まさに上の世代と下の世代のサンドウィッチされた状態で、
自分のことをどうやってこなすのかというのが常について回りました。
大抵の人生において避けられない状況なのですが、
親の死に初めて直面した後の二週間ほどはフクザツとしか説明のつかない感情に
見舞われました。

秋に行なわれた息子の中学校の合唱コンクールのゲスト審査員の方が、
中学生たちに向かって「君たちには時間が余りないのだ」ということを言いました。
生徒からは辛口なこの方の様々なメッセージに対してブーイングが湧き起こっていたそうですが、
私はこの言葉がとても気に入りました。
人生においてはどの時間も長続きはしないのです。
子どもたちが長生きするとしたら行く先はまだまだ長い、
でも中学生という時代は三年間しかないのだから、
「今できることは真剣にやるべきだ」そういう意味だったのです。
これはすべての人にも当てはまることですよね。

今年は自分なりにかなり頑張ったのですが、父の死後の動揺もあり
葬儀のあとの残りの12月は少しのんびりと過ごしています。
新年が明けたらまずは準備体操くらいから始めて、
また頑張れる準備をしていこうと思っています。

2014年がみなさまにとって良い一年となりますように。
新年もどうぞよろしくお願いいたします。