こちらは最近入院して手術したことがある人なら、もしかしたら知っているかもしれないものです。 息を吐き切った状態でジャバラの先端を加え、一定の速度で息を吸い込みます。 すると、メモリの奥にある円盤状のものが上昇し、自分の呼気の数値を表示するという仕組みです。 一定の速度を保つための機構は本体向かって右側の全面の”丸顔マーク”が担っています。 丸顔の表情がニコニコのところにポインターを安定させることができれば、すなわち呼気が一定していることを証明するという、そんな仕組みなのです。 手術中や術後の期間に呼吸が浅くなるそうで、その予防的トレーニングで入院中は“自主的にやってください”という指示で、ハウツービデオを見せられました。 とはいえ、きちんとやっているかどうかのチェックは全く入らなかったところを見ると、それほど重要視されているわけではなさそうです。 でも、実際に手術前、手術後比較的すぐ〜退院前までチョコチョコやってみたところ、術後の呼気は術前の1/3ほどになり、退院前には元通りになるという変遷を見事に辿りました。 どれだけ意味のあるものなのかはよく分りませんが、丸顔の可愛さと入院中にしかお目に掛かれないものに対する興味本位で、私としては結構お気に入りのグッズでした。 領収書を見たらしっかり3,000いくらか徴収されていたので、持って帰っても良かったみたい。 さすがに持ち帰ってもね! あとで描き足すことを念頭に描いたので、ややあっさりめ仕上げです。 |

