私も所属する(既卒です)MJイラストレーションズの頭領というか塾長である峰岸達先生と、あの高田文夫氏の画文集『芸人とコメディアンと』が二見書房から発売されました。
峰岸先生の描く色合いは赤系、青系、緑系、どれもにネープルスイエローを感じさられます。実際ネープルスイエローを使ってもいるのかはともかく、ネープルスイエローを基調とした色合わせのようで、その独特な中間色のトーンが上品な印象を醸し出しています。ずらりと並んだ絵を見ていると、今さらながら、何だか非常に親近感を覚えたので理由を考えていたのですが、私の昨年の仕事である国際多肉協会の展示パネルの色合わせの基調がネープルスイエローだったのだ、ということを思い出しました。…スッキリ♡
似顔絵を描くイラストレーターの方は色々おられると思いますが、大別して誇張は控えめなのに的確に特徴を掴む派、誇張して品がなくなる派があるとしたら、もちろん前者のほうです。先だってお亡くなりになった和田誠さんもそうでしたね。
文章のほうは芸能の分野において中からも外からも、上からも下からも絡んできたであろう高田文夫氏によるものなので間違いありません。
画も文もユーモアと洞察力に富んだ、楽しい一冊になっています。
さて、今回こちらの出版に際して、実は世田谷区の成城ホールにて”『画文集 芸人とコメディアンと』刊行記念ライブ”と銘打ったイベントと原画展(→成城学園のギャラリー クオバディスにて)も取り行われたのです!ゲストはお笑いのナイツ!!_残念ながら、私、イベントのほうは行けませんでしたが、盛り上がったそうですよ〜☆