個展会場の様子

　成城学園前のカフェ・ギャラリーQuo vadisにて開催中の個展「神代植物公園の仕事」。本日3日目です。年明けから始まったコロナウィルスによる浮き沈みながらも、ほぼ低空飛行が続く日常の中、果たして無事開催できるのかどうかも見通せない状況下での開催ではありますが、本日含め残りの4日間は曲がりなりにも開催を続けられそうです。

　今回は神代植物公園での5年間の仕事を一堂に集めての展示で、額装したものだけでも75枚、その他パネル等々を含めると100超のボリュームとなりました。

　そのような点数を一気に設営するとなると、果たして予定されている２時間という枠内で終えられるのか否か、気になっていましたが、幸にしてスタッフのお二方のお手伝いを得て、時間丁度くらいに全制作物を飾り終えることができました。おそらくこれまでQuo vadisで行われた展示にはここまで大量なものはなかったと思われます。お二方はまず、開封した箱の中の分量に目を丸くされた様子で、作業終了時には展示用のピンを壁に差し込む作業で指先が痛くなったということでした。お陰様で計画した通りの展示ができたことを感謝している次第です。ありがとうございました！

　私は会期中、連日14時〜19時まで在廊いたします。こんなご時世ではありますが、感染対策の上、晴子博物鑑による博物館的空間をご覧いただければ幸いです。