2022の初めに

2022の初めに

2022年が明けました。


私は自分のことを”基本的には元気な人間”と思っています。
そんな私ではありますが、一昨年手術した左手首TFCC関連の手術で短縮した尺骨が、再生過程で折れてしまいました。そのため1本だった金属をもう1本足して補強する再手術を昨年10月初めに受けました。くっつきかけた骨が再生中に折れてしまうことを偽関節と呼ぶそうなのですが、今回はそれに当たります。

2019年のガンの開腹手術、2020年左手首TFCC損傷、2021年はその再手術__と近年まさかの年1オペ。うまくいけば2022年の今年も左手首に入っている2本のプレートと8本のネジの抜釘手術に漕ぎ着けるかもしれません。そうなると4年連続となります。これは結構驚きなのですが!

手術が必要な状況は極力避けたいですが、これまで5回の入院生活から(※過去に右手首TFCCも手術と抜釘手術をしている)窮地の中でも毎回何かしらの発見があるものだと思うようになりました。痛さの向こう側に待っている病気や怪我の回復というのが一番のご褒美ですが、そのほかに隠れたプレゼントが転がっていると私は思っています。
自分が受けている処置の中に「ちょっとこれ面白いやり方だな〜」と思う瞬間があったり、主治医をはじめとした病院のみなさんの言動に感動を得ることもあるし、院内の高度な医療機器や用品への驚き__、病院から見る外の景色なども平時とは違った視点で真新しく感じられ頭の中にコレクションされていきます。

私は最長でも3週間の入院で、もっと長期で身動きも取れない状況になった場合のことはわかりません。とはいえ、入院中に”ツラくないもの””面白いもの”を発見できるか否かは退院までのモチベーションに大きな影響を与えると思います。

という訳でこの一年、健やかなるときも病めるときも、そこかしこに潜んでいるであろう面白いことや物を見つけていきたいと思います。