クレタ島は樹齢3000年のオリーブの木やクノッソス宮殿、ミノタウルスなどの神話、巨大なワイン壷等々あります。なが〜い歴史をもつ島ですから歴史的価値があり、見た目にもユニークな品々が収蔵された美術館もあるのです。様々な情報を見ていると行ってみたい気持ちがふつふつと湧いてきます。
そんなクレタ島の歴史の中にミノア文明というものがあるのですが、この時代の陶器が大変面白い造形をしているのです。
周囲を海に囲まれているため、魚、イルカ等の海洋モチーフがあるのですが、ことに気を惹くのがタコ柄なのです!
上に描いているこのタコ。これはほぼ、誇張なしにその文様を模しています。
紀元前にこんなマンガチックな柄を描いていたのですからまったく愉快です。
また、このような柄が時代によって抽象化ししていったりして、それはそれで見応えのあるデザインなのです。
滅入った時に見るとかなり慰められるのではないかしら?