ご覧ください!タランチュラ!!
といっても、これはランのタランチュラ。神代植物公園の大温室内、その中のラン室にコレはいるのです。
サイズは随分小さいですが、ご覧のように黒くて毛むくじゃらな姿が羽裏に潜んでいるのですから自然環境下でユラユラしているのが見えたら”なんじゃこりゃ!”と驚くかもしれません。
ランは花の中では最も遅く生まれたものだそうで、
生まれた時にはすでに他の花々が素晴らしい環境とそれに合った生き方を獲得していたそうな。
そこで遅生まれのランは隙間をねらって…というより、他の花たちが選ばなかった場所場所でそれぞれが、かなり変わった生態で生きていくような道を編み出したと言います。
私はびっくりするような不思議系の植物が好きですが、ランの世界はまさにびっくり箱だという気がします。
機会があったらどうぞご覧ください!
(※開花していないときはバックヤード温室の中で手厚く管理されているのですが、かなりの高確率でラン室の中に鎮座しております)