カタセツム・マクロカルプムは3Dタコそっくりランです!(温室POP)

カタセツム・マクロカルプムは3Dタコそっくりランです!(温室POP)

 カタセツム・マクロカルプムというランの存在は今年初めて知りました。
 縫い物で使う指抜きにも出来そうな極めて立体的なフォルムをみると、思わず指を突っ込んでしまいたくなるのは私だけでしょうか。角度を変えて花柱から飛び出す花たちの姿は躍動的で、タコが海底を移動する姿にそっくりです。



 今回の開花のように一本の花柱に4つの花が出ているだけでも存在感は抜群で、様々な面白さを秘めたランという科の中にあっても、トップクラスに入ると思います。

 素晴らしくタコ似のカタセツム・マクロカルプムですが、タコ似のランはほかにもあります。
 その名はプロステケア・コクレアタ。私が思うにそちらのほうはもう少し平面的でどちらかというと昭和の時代の人たちが想像していた”火星人”に近いのではないかと思います。

 ランの担当の方からは面白い品種の開花に合わせてPOP制作を依頼されるため、その際にはをまじまじと観察しております。残念ながら、すでに花期を終えてバックヤードに下げてしまいましたが、いずれまた出しますので、その際は是非ご覧ください!

※トップの画像がPOP、下の画像が原画です。
POPのほうは発色を良くするため、彩色後取り込んだ画像にパソコンでさらに色を被せております。