昨年の今日 入院したので5月22日は入院記念日
入院1周年記念日を無事に自宅で、良い状態で迎えられたことを幸いに思う。
手首の手術で2度ほど全身麻酔で手術したことはあったが「がんになって手術をする」というのは更に上をいく大きな事態であった。がん疑いから告知を経て入院に至るまでの日々は、自分の病気を受け入れられずに逡巡していたのが、いざ入院となると、もう完全に腹が座っていた。
受付を済ませて病棟へのエレベーターに乗り、10階で降りると目の前に青い海が広がっていた。見本市会場の広い施設や遠景の埋め立て地、風力発電の風車、船、飛行機、モノレール….。なんと気持ちの良いところなのだろうと思った。
入院室のベッドは廊下側なので海は見えないが、少し動けば明るく開放的な風景が窓の外に広がっているのを確認できる。
2日後にはお腹を切られるのだなぁ…という現実は辛いが、理想的な入院生活が送れそうで、とても安心したことを思い出す。
頭側の壁には主治医の先生率いるチームのメンバーの名前が印刷された紙が貼ってあった。
どういうわけか….何となく嬉しい。
ネットで仕入れた知識を元に、早速快適な環境作りを始めた。
クッション、タオル、本、ノート、付箋、筆記用具、テープ、簡単な画材と画板+OA和紙等々。
画材___。
持ってはきたが”果たして本当に絵なんて描いていられるのだろうか?”と思わなくもなかったけれど、この後、順調に何枚かの絵を描くことができた。そのことは入院中の成果であり、良い思い出ともなった。
このように入院準備の良し悪しはで入院生活の質に直結するので、注意されたし。
とくに2つ持参したクッションと触り心地の良いタオルは手術後に姿勢を安定させるのに大変役だった。これがなかったら楽なポジションの確保はし辛くなっただろうと思う。
では最後に”1周年おめでとう!&ありがとう!!”
それから__、先生方のご健勝とご多幸を祈っています⭐️